今回はLGSについて書きます。
LGSって何かというと、Light Gauge Steelの略で日本語では軽量鉄骨といいます。
Lightは軽い、Gaugeは規格、Steelは鉄ということで、規格化された軽量鉄骨ということになります。
断面の大きさは様々ですが、最近壁の工事をしたので壁について説明しますと、
木造でいう柱に当たるものが、「スタッド」といい、
100×45、90×45、65×45、50×40、40×40などがあります。
床に柱は直接建てれないので、床と天井に壁に列としてつくる「ランナー」といい、
ランナー100~ランナー20まで多くありますが、上記のスタッドに合わせたものが使われます。
このLGSの長所としては、木造柱と違って反りや節がないので品質が安定します。また個人的には木造と比べて工期が短い、安価になり易い等があります。
住宅でも一部使われるところもありますが、LGSは店舗や大型建物の間仕切り等に使われることが多いです。
今回はあるRC造の建物の間仕切りをこのLGSで施工しました。工程は簡単で
①下部ランナーの取付
②上部ランナーの取付
③スタッドの取付(PB1枚貼では@303、2枚貼では@455)
④PBの取付
となります。
今回は、防音壁だったので両面に遮音シート、内部にグラスウールを入れて施工しました。
このように、木造とくらべると冷たい感じもしますが、狂いも少なく合理的な工法です。
当社もこういった工事も多いので、また違う部位を紹介しますね。