昨日、牛舎の改修工事が終わりました。
先日の北海道地震の影響で、材料がストップしていましたが、ようやく入荷できて工事となりました。
今回使用したのは、飼槽レジコンという材料で、通常のコンクリートと比べて耐久性や速乾性、そして仕上がりが滑面のため掃除が楽で、清潔に保ちやすいというイイトコ揃いの製品です。材料費はその代わりに高いです。
工程は結構多いです。
①既設の掃除、ガスバーナーにて乾燥
②アセトンで油分を除去
③プライマー塗布
④レジコン打設、金コテ仕上げ
⑤トップコート塗布 2回
2液製品なので、硬化剤を入れて攪拌が毎回発生します。
最初はマニュアル通りの配合で施工しましたが、硬化が遅かったので、次は多めにいれて行いましたので早めに終えることができました。
完成した全景です。よく見ると細かい砂の塊に透明なコーティングがされているのが分かります。住宅の玄関ポーチに使う工法に似ていますね。
ともかく無事に終えることができましたが、時刻にしてPM7:00ごろに固まるので、こちらのスタッフはこれから牛を戻して餌をあげてとまだまだやることがいっぱいです。動物を飼うということは本当に大変で、悪い結果はすぐに現れてしまいます。その点ここの牛たちは心なしか幸せそうに見えました。
スタッフの方々や牛さんたち、ご苦労様でした。